Parasite [Blu-ray]

Enjoyed watching this movie.

大学受験に失敗した主人公は友人から裕福な家のお嬢様の家庭教師の仕事を振られた。主人公は両親と妹が一人居たが、自宅は半地下で貧しく家族全員が失業状態だった。見事、家庭教師の職を得た主人公は相手先の裕福な家族の様々な雇い人に自分の家族を送り込むことを画策する。妹はお嬢様の弟の家庭教師に。父親はご主人の運転手に。母親は家のお手伝いさんに。勿論、それぞれの関係は秘密にして表面上は「他人を装っていた」。こうして家族全員が新たな仕事を得て満足するかと思ったが、母親が家政婦になるために策略でクビにさせた前の家政婦が持っていた秘密から話は思わぬ展開を見せる。家族全員分の収入を払えるほどの社長宅の裕福さ。しかし、それに比して自分たちの生活の貧しさ。ある日、大雨で自分たちの自宅のある一帯は水没して避難所暮らしとなった。そんな時なのに「仕事の呼び出し」は入る。しかもその仕事は奥様が主催するガーデンパーティへの参加だった。多くの人が家を失って苦しんでいることも知らずに関係なく騒いでいる連中が同じ国のすぐ近所に住んでいる。その不条理を突きつけられる一家。そして裕福な一家の主人は父親の臭いが「貧乏人の臭い」と見下していた。それを雇い主だからといって見過ごすことは出来なかったのだ。いくつもの偶然が重なって悲劇が起き、裕福な家族が住んでいた家は売り家となった。韓国社会の抱える貧富の差を象徴したかのような作品ということなのかもしれないが、日本もその意味では大差はないのかもしれない。但し、どんなに裕福な大金持ちであっても自宅に「隠し部屋」を作ることはまずない。その辺りが独特な習慣というか、価値観という印象だ。

作品内容についてのみ、レビューします。韓国の巨匠ポン・ジュノは前政権から危険人物リストに載せられていた社会派。かれが政権交代で”表現の自由”を得て撮りたかったものとは。。。サムスン繁栄や五輪開催などの光に隠れた隣国の影。貧富格差。生命を脅かす借金取りの存在。さらに北の脅威。そして実際に30万家族以上が暮らすという半地下住宅の実態。。。前半、貧しい家族が豪邸に住む富裕者に寄生していくありさまははブラックコメディ調にすすみ笑える部分もある。が、後半、物語はシリアスに展開してゆく。。。ネタバレ避けたいですが登場する富裕者は基本的に善良であり、それをいいように利用し“寄生”していく貧しい主人公たちに感情移入していくのが難しかった。だが、終盤で主人公(父親)が衝動的にとった行動が、せつなく、やるせなく、みるものにグサっと心に傷を残すかのような。。。ラスト、その息子が実現困難な「計画」に決意をもやすところで、観るものにわずかな救いを残して、映画は幕を閉じる。。。傑作、といってよいレベル。アジアから初のオスカー受賞も当然。賞賛に値するとおもいます。しかし爽快ではない。後味はわるいほうといってよい。PG12指定であることもふくめ誰でも快適に鑑賞できる作品ではない。ただ映画ファンがみておくべき高品質の作品になった。まだの方は心を強くして鑑賞されてください。星は５つつけるしかありません。

ディスクのリージョンBは承知で、国内盤は今回スチールブックの発売が無いようなので、あわててこちらを購入しました。それにしても海外はデザインのセンスがいいですよね。

As the movie won several awards I expected it to be a great movie but while the plot line had a lot of promise it soon deviated from reality into some kind of fantasy realm and ended up being very disappointing and I do not understand why it was rated so highly. I would not recommend anyone wasting their money on it

映画館で観たかったけど諸事情で観れなかったし、まだレンタルもしてないようなので思い切って購入を決意。商品が届くのを楽しみに待って届いた商品を見たら字幕が英語。ちょっと再生して観たけど英語の字幕じゃ内容が全くわからない。よくページを見たら字幕が英語しかないことに気づき英語も韓国語もわからないので即返品。自己の過失だから送料も自己負担。全世界で販売しているから字幕が英語でも困らない人が多いんだろうけど。日本向けのページにはこの商品は字幕が英語しかありませんとかもっと目立つように表示してもいいんじゃないですか。

再生出来ません。せっかく楽しみにしていたのに。